例えば、福岡市内で90㎡程、４LDKの中古住宅を4,500万円で購入したとします。

住宅ローンで4,500万円の借り入れをした場合（金利0.65％　期間35年　元利均等返済　※住宅ローンの条件は参考値です）

毎月の返済額は、119,821円になります。1年間返済すると初年度は、1,437,852円を金融機関に返済することになります。

内訳は元金1,148,770円、利息289,082円で、残りの元金は43,851,230円となります。

金融機関の返済額には、元金と利息の内訳があります。 元金は、マンション購入時に借りた4,500万円にあたる部分になります。

4,500万円から元金1,148,770円を1年間で返済しますので、残金が43,851,230円となります。

金利は、お金を借りることで、金融機関に支払う手数料です。1年間で289,082円の手数料を支払ったことになります。

金利は、金融機関に支払うと手元には戻ってきません。

もし、物件の価値が1年前と変わらず4,500万円のままだとすれば、金融機関の借入金額は4,385万に減っていますので、

売却すると115万円が手元に残ります。

初年度の1年間で金融機関に返済したのは1,437,852円ですが、売却して手元に残る金額115万円はご自身の資産になります。

これが元金返済は将来の自分に支払う分という意味です。